株式会社愛和住販
2024年09月07日
愛和住販社長のブログ
重陽の節句
9月9日は『重陽の節句』です。正月・上巳の節句(ひな祭り)・端午の節句(子供の日)・笹竹の節句(七夕)と9月の重陽の節句で五節句です。陽数(奇数・9)が重なるので「重陽」の節句といい「菊の節句」や「栗節句」ともいいます。五節句で一番最後の節句なのに他の4つの節句と比べて地味ですよね。イベント的なものも菊酒飲んだり、栗ご飯食べたりするくらいですから「菊の節句」なんて知らない人も多いと思います。これは明治に旧暦から新暦に変わったときに五節句が禁止され、他の4つの節句は民間で催していたのですが重陽の節句の9月9日が新暦だと菊の時期からずれてしまっているので次第にやらなくったのが原因と言われてますが、僕はそれともう一つ重陽の節句が注目されないのは商業ベールに乗らなかったからだと思ってます。どこかの企業が菊の節句に注目しプロパガンダすれば、恵方巻のように「菊の節句」が復活すると思ってます。まぁ日本文化も儲からなければ廃れるというのも寂しい気がしますが、文化の発展は常に経済活動と表裏一体であることも否めません。ただ現代は経済至上主義なので文化を「おざなり」にしているところに寂しさと不安を感じます。インバウンドや移民政策はその典型だと思います。日本が日本であり続けるためには文化・伝統を「おざなり」にしてはいけないと思うんですけど、それは僕は保守的だからですかね。まぁ明後日の「重陽の節句」には栗ご飯食べて、デザートに和菓子で栗饅頭でも食べますかね。
この記事を書いた人
菅野智浩
1963年5月生まれ。おうし座・AB型です。20代前半のバブルになる少し前に不動産業界に入り以来40年足らずの時間が過ぎました。2007年に当社を設立し鶴ヶ島駅前の5坪の店舗で開業した後に現在の社屋を購入して坂戸市に移転しました。実は、独立して社長になることは全く考えていませんでした。そもそも社長業をやれるような資質もなく自信もありませんので。それでも多くの方々の助けをいただきなんとか今日まで会社を運営することができています。小さな会社ですが小さな会社でしかできないこともたくさんあります。お客様の不動産に関する疑問やお悩みを一緒に解決できたらいいなと考えています。いままでも、そしてこれからもよろしくお願いいたします。
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