小さくなって高くなった
ここ数年の物価の値上がりは辟易しましすね。税金も上がり公共料金も上がり物価も上がり・・デフレ脱却?いやいや所得が上がるどころか下がっているのだから単なるインフレですよね。食品とか価格は変わっていないと思ったら容量が減っている商品とかもありますよね。例えば僕の好物の魚肉ソーセージとか。ツナ缶に至っては価格が上がってなおかつ容量も減ったなんていう商品もありますが、そんなツナ缶方式なのが新築の建売物件ですね。ここ数年、建物が小さくなってます。数年前までは建坪で100~110㎡で4LDKが主流だった建売住宅が最近は延べ床面積100㎡を切って3LDK間取りが多くなってきました。100㎡未満で4LDKの物件もありますけど今度はひと部屋が狭くなっていたりしてね。まぁこれは建築費の高騰が原因なんです。建築資材から人件費そして消費税と何もかも高騰していますから建物面積を小さくしてなんとか価格を抑えようと努力しているわけです。しかし、首都圏では東京を中心に地価も上昇しているので結果、ひと昔前よりも建売物件の価格は結構高騰してます。別に建売メーカーや儲けているわけではなく利幅はあまり変わらないで価格だけ上昇しているというイメージですね。不動産販売会社の仲介手数料は価格が上昇すれば利益も上がりますけどそれは「売れれば」という話です。価格が高騰しているので販売戸数は減っているので、不動産バブルにはなっていません。これだけ建売物件の価格が高騰していると中古物件の方が今は得なんじゃないかと思う今日この頃です。もっとも、建売物件程ではないにせよ新築物件の価格が高騰しているのにつられて中古物件の価格も上昇中ですけど。どっちにしてももう少し景気がよくなってみんなの所得があがらないことにはね~。大企業は利益をたくさん出しているのに。アベノミクスの説明では今頃は好景気になっているはずなのに変ですね~。
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