年をとっても賃貸物件を借りられるのか?
たまに、「賃貸」と「持ち家」とどっちが得か?というような議論を耳にすることがありますよね。僕は買えるのなら「持ち家」派です。不動産業に携わっている人間の大半は「持ち家」派ですが、ごくたま~に「賃貸」派もいます。賃貸のいい所は家族構成やライフスタイルによって住む場所を変えられるというところですかね。またある機関の調査によると、一生住宅費は賃貸の方が持ち家より1000万円以上安いとか。僕などは若いうちは賃貸でもいいけど老後は持ち家じゃないと不安に感じるのですよ。賃貸派の人達は「高齢になっても賃貸物件を借りられる」と豪語しますが本当でしょうか?確かに「住むだけ」という条件ならば公団団地でも民間アパートでも借りることは可能でしょうが、自分が住みたい物件を自由に選べるかというとそういう訳にはいかないのが実情なんです。特に高齢者の一人暮らしは敬遠されやすいです。条件のいい賃貸物件なら尚更です。孤独死等の高いリスクを冒してまで一人暮らしの高齢者に部屋を貸す大家さんは残念ながらいません。大家さんだって商売ですから条件のいい物件をみすみす高齢者に貸さないのです。なので、高齢者の方が借りることができるのは入居者がなかなか決まらない物件ということなり、当然そのような物件は色々な面で「条件が悪い」ということになります。つまり賃貸派の人が年齢を重ねた時には「住居なんでどこでもいい」という決意が必要になります。ですから生涯賃貸派でいくなら高齢になる前に終の棲家としての賃貸物件に入居しないとですね。50代で「終の棲家」の賃貸物件に入居するくらいなら持ち家でもいいと僕なんかは思うんですけどね。もっとも僕の場合は面倒くさがり屋なので、賃貸で更新したり何度も引っ越ししたりが嫌なので持ち家派なんですけどね。まぁ「持ち家」も「賃貸」もそれぞれにメリット・デメリットがありますからどっちが良い悪いはないですけどね。
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