高市さん、往生際が悪すぎ
総務省の放送文書に関する件で高市早苗氏が窮地に立たされていますね。高市さんが「捏造文書」扱いした文書が「捏造ではないななら大臣も議員も辞職する」と啖呵を切ったのは良かったのですが、総務省が「本物」認定しまいましたからね~。僕はてっきり高市さんのことだからここは潔く辞職するかと思ったら「言葉の表現の違い」で辞任・辞職は言い過ぎなんて言い出しました。いや、もともと貴女が自分で言ったんでしょ(笑)僕は与党に批判的な事を良く書きますけど別に反自民ではないんですよ。実際、高市さんは好きだったし、高市さんが推進していた「スパイ防止法」には全面的に賛同ですし。まぁ与党内での「高市潰し」にまんまとそれに嵌まった感じもしますけどここは潔く辞任・辞職した方が今後の高市さんの政治家としての信用度は増すと思うんですけどね。僕のイメージとしては高市さんはこんな往生際の悪い政治家だと思ってなかったのでなんか残念です。
政治家と落語家
さて、高市さんは「言葉の表現の違い」は大したことがないという認識ですけど僕はそう思わないんですよ。政治家は落語家と一緒だと僕は思っています。どちらも「言葉」が生命線の職業なんですよ。政治家も落語家も「言葉」で人々を笑わせそして泣かせる。その商売道具は「言葉」なんですね。だから「言葉」を大切に出来ない政治家は信用できない。いまの多くの国民の政治不信は政治家が「言葉を守らない」ところにあると思ってます。言ったことを守らない。言ったことを直ぐに反故にする。つまりウソをつく。落語の作り話は庶民を喜ばせるために紡ぎだされた言葉ですけど、政治家の作り話は庶民を騙し苦しませるための言葉です。まるで今の政治家はインチキ宗教団体の教祖と同じ手法えお使っているかの如く思えます。言葉に責任を持たない人達が国の政治を司っているのは恐ろしいことです。これは与野党ともに言えてます。下手な落語聞くより面白いかも知れませんけど下手な落語なら「金返せ!」と言えますが、下手な政治家に「税金返せ!」とはいえません。政治は最大公約数を取る仕事だから100%満足という政策は不可能でしょうけど、政治家が自分の言葉に責任を持つことくらい出来ないのではなす術がないですね。そろそろ、ちゃんとした政治家が現れて欲しいと思います。

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