流石に岸田政権はヤバすぎない？

先日のブログにもチラッと書いたけど、防衛費増税の一件で岸田総理が「防衛費は国民の責任」といったいような趣旨のことを発言し炎上している。そりゃそうだよね。これは大変な発言だよ。「戦争の責任を国民が負担しろ」といってるのだから。これって戦前の「国民精神総動員」と同じ事をいってるんだから。「国民精神総動員」とは「国家のために自己を犠牲にして尽くす国民の精神」つまり「滅私奉公」の事だよ。そうやって国家によって国民は犠牲を払わせられて戦争をやって敗戦した。その時代に逆戻りさせようという発想だと思う。そもそも、国民が原因で戦争になるなんてことはないでしょ。戦争になる原因は常に国家が作る。その責任を国民に転嫁しようなんてちょっとふざけてるよね。先日も書いたけど毎年１兆円足りないならその分の防衛予算を減らせばいい話でしょ。もうね、先に増税ありきなんだよな。統一教会の洗脳よりも財務省から洗脳されているのなね？岸田総理は。

さすがに、防衛増税は自民党内からも反発があったものの自民党の税制調査会では「法人税」「たばこ税」そしてなんと復興特別所得税」を延長してそれを使うとか検討してるらしい。いやそれって名前だけ「復興税」で中身は「防衛税」じゃね～か。国民を愚弄しているのかそれとも国会議員は莫迦しかいないのか分からんけどそんな言葉遊びをしてどうすんの？って話だよ。さらに極めつけは「建設国債」まで防衛費に充てるという。本来ならば公共事業に使うべき「建設国債」を防衛費に充当したらそれは「防衛国債」だろうよ。公共事業に使えば内需拡大になるが防衛費に使っても景気浮揚にもならない。日本には軍需産業がないんだから。いや、もう流石に岸田政権はヤバすぎるって思うよ。

ここ数年は自公与党を選挙で勝たせすぎちゃったんだよね。だからやりたい放題になちゃった。僕は共産主義でも左派でもなくどちらかと言えば保守なんだけどあまりにも自公与党に議席を与えすぎた。小選挙区の選挙制度の弊害と野党のだらしなさそして投票率が上がらないというのがその原因なんだろうけど、あまりにも自民党が酷すぎる。昔の自民党はこんなんじゃなかったのに。連立を組んでいる公明党もだらしない。平和の党・庶民の党というイメージを持っていたけど今では単に自民党の補完勢力にしかなっていない気がする。僕は無党派だけど、僕は衆議院と参議院が逆転現象を起こして「ねじれ」状態になっているのが望ましいと思っている。政権の安定化というけどその状態が続くと独裁化が始まる。独裁化が始まるくらいなら「ねじれ」ていた方がいい。常に政権交代の可能性があった方が与野党ともに緊張感を持ちより国民に寄り添う政策を作ることが出来るんじゃないだろうか。本当に国民に必要な政策ならば与野党ともに賛成するだろうし。与党が数の力で押し切るような政策は好ましくないと思っている。とはいっても、今言ったように野党がだらしなさすぎてそうならないのが現状なんだけど。とにかく野党はバラバラで一枚岩にならないからなぁ。どっちにしても自公与党の議席はもう少し減った方がいい。そうなれば自民党も野党の協力が必要になるから無茶な事はしないと思うのだが。

国防は大切なのは百も承知なのだが、岸田総理が提言していた所得倍増はどうなったのか？倍増どころか物価高と増税で実質所得は減っている。それなのに防衛は1.5倍に決めてまた増税。しかも先の参院選挙では防衛費増税の話なんて全く出ていない。まずは経済力でしょ。僕は経済力こそ日本に一番の防衛力になると思っている。所詮、島国の日本が戦争になれば大陸には敵わない。だったら戦争を回避するために日本に必要なのは経済力でしょ。日本に経済力がつけば戦争をしかけようなんて誰も思わない。仲良くして援助をしてもらうと思うから。だから増税して防衛費を増やすより減税して経済を活性化させ再び経済大国として世界に君臨することが一番の国家防衛だと思う。もちろんそうなれば僕達みんなの所得は倍増するわけです。国民に増税を強いておいて「こっそり」自分達の給料をベースアップするようなセコイことしてないで国会議員にはもっとちゃんとして欲しい。ていうか国会議員は金もらいすぎだよ。