日本と韓国は理解しあえるか
サッカーのアジアカップで韓国戦に勝利したヨルダンの選手がゴールによじ登って国旗を掲げたことに対して韓国メディアが批判していましたが、その記事を読んで昔野球のWBCで韓国選手がマウンドに国旗を立てて喜んでいたたことを思い出してつい「おまゆう?」ってツッコミをいれてしまいました。日韓関連のニュースと言えば少し前ですが群馬県・高崎にあった朝鮮人労働者追悼碑が代執行で撤去されこの碑を設置した市民団体からクレームが有ったの同時にいわゆる保守層といわれている人々からは歓迎されているようです。ボクのこの高崎の朝鮮人労働者追悼碑は見たことがありますがこの碑が撤去されたのは保守層からの反日批判を受けた者ではなく、この碑を政治利用しないという契約を設置した市民団体が守らなかったという契約違反が原因が最高裁で認定されたからです。歴史には「事実」と「認識」の二つの側面があり、「事実」に関しては変更することはできません。例えば「朝鮮人労働者が存在した」というのは「事実」です。しかし強制労働だったか募集工だったかは各自の認識によって変わります。「植民地支配」か「合併」かその他諸々の日韓の間に横たわる問題は「歴史認識」ですからこの認識を統一することはほとんど不可能だと思いますし、それを無理にしようとするから日韓は理解しあえないまま今日まで至ったるのだと思います。これは日韓だけではなく多くの国家間に存在します。ロシアとウクライナ、ハマスとイスラエルの紛争だって元を辿れば歴史認識の相違による衝突だと考えています。でもボクは過去の歴史に学ぶこととは過去をアップデートする事ではないと思います。過去は変えられないのだから過去はアップデートできない。アップデートできるのは現在から未来だけです。ならば過去の歴史認識の相違はもうお互いに「ここが違うよね」って認めあって未来に向けで仲良くなった方がいいと思うのですけどね。ボクにも在日の友人がいますが歴史認識の違いで言い合ったりしません。そんなツマラナイ話をするくらいなら二人でKinKi Kidsの曲を歌っていた方が楽しいし盛り上がりますから。
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