創価学会の池田名誉会長死去
昨日は創価学会名誉会長の池田大作氏死去のニュースが一時トレンド入りしていました。ボクは伝統仏教宗派の信徒なので池田氏の死去に関しては少し驚いた程度ですが全国に難百万人といるいわれる創価学会の会員さんにとってはショックな出来事だったのでしょうね。でも95歳ですから大往生と言っていいと思いますよ。ボクがなんか釈然としないのは池田氏の死去よりも、岸田総理を始めとする国会議員がSNSなどでお悔やみを発信している事なんですよ。別に政教一致とか野暮なことを言うつもりはないですよ。一応はこれでも政教分離についての基本的な解釈は分かっていますからね。どういうつもりで議員たちは哀悼の意を表したのか?ってことです。幸福の科学の大川隆法氏の死去の時は全く何のメッセージも発信していなかったのに池田氏には何故?という疑問です。岸田総理を筆頭にそこまで池田氏と生前懇意でもなかったのにね。(そこまで懇意にしていたらそれはそれで問題ですけど)ただでさえ統一教会の問題で政治家と宗教団体の関係がナーバスになっているこの時期に何でだろうって思います。ボクが思うに結局創価学会の選挙の時の票が目当てなんじゃないかなと思います。特に自民党は気が気じゃないだろうし、野党も上手くいけば創価学会票のおこぼれを貰えると思っているのではないかと。そういう意図がないかも知れないけどそう感じてしまいます。もしそういう意図ならば悲しみに暮れている多くの創価学会員さんに対しても亡くなった池田氏に対しても失礼じゃないかなと思います。だから議員は公にそういう発言をしてはいけないと思う。本当に池田氏に対する哀悼の念があるなら、創価学会の会長や池田氏の遺族の方にそっと伝えればいい。SNSなどで発信するなんていかにもパフォーマンスぽくて故人にたいする侮辱ではないかと思いました。宗教団体の指導者の死はその信者の皆さんで追悼すればよいと思うのです。
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