応援スタイル
夏の甲子園は神奈川県の慶応高校の優勝で幕を閉じましたね。仙台育英との決勝はある意味で順当な対戦でした。その優勝した慶応高校の応援についてネットで賛否両論意見されていますね。僕は決勝戦は仕事中で中継はみてなけど慶応の応援の動画は観ました。確かに凄い応援でしたね。プロ野球界隈ではマリーンズの応援も「うるさい!」「下品!」と他球団のファンからよく言われので僕的には慶応の応援をうるさいとも思わなかったし良かったとは思いますが、相手チームの仙台育英の攻撃中(慶応の守備中)にも応援するのは、マリンスタジアムで応援慣れしている僕にも違和感がありましたね。野球の応援は基本的に「応援しているチームが攻撃している時」なんですよ。相手チームが攻撃している時は拍手程度はいいですけど大声で応援するのはマナー違反です。プロ野球でもタイガースファンのように最終回に相手チームが攻撃しているのに、「あとひとり」「あと一球」とコールするチームもあるけど僕はちょっと違うなと感じます。タイガースファンといえば横浜との試合終了後にハマスタにメガホンやゴミを投げ捨てたこともニュースになったけど、ホームの甲子園でするならまだしも相手チームの本拠地の球場内にモノを投げ入れるのは理解できません。他人の家の庭にモノやゴミを投げ入れているのと同じですからね。セリーグの試合は見ないからセリーグの応援スタイルや文化はわかりませんけど、パリーグでは見ない光景です。(昔はどの球団もアウト・コールしていましたが今は廃止されています。セリーグでは巨人、パリーグではマリーンズがいち早くアウトコールを廃止しました)まぁ応援スタイルはチームや学校ごとに伝統などもあるでしょうし、応援は野球観戦の楽しみのひとつでもあるので自由スタイルでいいし、相手チームの応援スタイルにクレームをつけるべきではないと思うけど、やはり相手チームをリスペクトする心がないといけないと思います。そいう意味では慶応高校の応援は素晴らしかった半面で仙台育英高校へのリスペクト・配慮が少し足らなかったと思います。そもそも、プロ野球は応援を含めてエンタメですけど、高校野球はエンタメではありませんからあまりにも応援が目立ちすぎるのは考えものです。因みに、僕は習志野高校の「美爆音」が好きです。今年もマリーンスタジアムに習志野高校吹奏楽部がマリーンズの応援に来てくれましたが、高校生らしくしかも素晴らしい応援だと感心しています。