LBGTと仏教
過日、LBGT法案が衆議院で可決されましたね。何かと議論されているLBGT問題ですが僕は良くわかっていないというか何でそこまで議論になるのかもよく分かりません。実は僕の知人にも二人ほどLBGTの人がいます。一人はLの女生と一人はBの男性です。僕はそんな友人を差別したことないし会えば楽しく飲んだり遊んだりしていますのでLBGTの人を特別だと思ったことはありません。仏教では、仏様と菩薩様の世界には性別がありません。「観音様」は女性と思っいる人もいるようですが実は性別はありません。他の仏様も菩薩様も男性でも女性でもないのです。ところが、仏菩薩の世界より下の世界になると例えば人間界より上の天上の世界になると性別が発生します。神様に男女の別があるのは神様が天上界の存在だからです。天上から性別があるのですから人間界には性別があります。命というレベルでは男女の区別どころか全ての命は平等で差別がないのが仏教の教えですが、反面で平等であるけど違いがあるというのも仏教の教えです。つまり差別はないけど区別はある。ということですね。LBGT問題はここの線引きが難しいですよね。確かにマイノリティを差別するのは良くない事だと思いますが。かといって「トイレ・お風呂」問題の様に無分別もちょっと問題ですよね。これらの折り合いをどうつけるかが難しいのでしょうね。因みに僕の知人のBの男性は女湯や女子トイレに入らせろ!とか言いませんね。温泉に行っても僕達と一緒に男湯に入っています。まぁ現状の解決策としては、トイレもお風呂も、「男」「女」「両用」の三つを設置するしかないでしょうね。そして「両用」を使う人を差別の目で見ない社会をつくる事でしょう。まぁ時が経過すれば自然とそういう風になると思いますけどね。僕は仏教徒ですから「而二不二(ににふに)」の考えです。分かりやすく言うとお札には裏表の区別はあるけど実際は一枚のお札である。ということです。人間も男女の区別はあるけど同じ人間だということです。言い替えれば男女の区別があるからこそ人間なんです。男女の区別がなくなったら仏様や菩薩様になっちゃう。まぁそうなるために仏教を信仰してるですけど(笑)
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